TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] もみ合い水準に戻した。大日本印刷が急騰。テノがストップ高。地銀と商社は下落
速報・市況2023年1月25日

☆[概況/前引け] もみ合い水準に戻した。大日本印刷が急騰。テノがストップ高。地銀と商社は下落

前引けの日経平均は30円高の2万7,329円、TOPIXは3ポイント高の1,976ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,056、下落銘柄数は670。出来高は4億8,300万株、売買代金は1兆2,596億円。
日本電産が通期営業利益予想を減益予想に下方修正したことで売られ、ディスコは第3四半期の実績と第4四半期の予想がアナリスト予想を下回ったことで下落した。
今後本格化してくる決算が警戒され、日経平均は反落して始まったが、寄り付きが安値(123円安の2万7,175円)で、その後はもみ合い水準に戻した。
日本製鉄はCO2地下貯留プロジェクトで反発し、キーエンスが続伸。
大日本印刷(7912)は、英フィナンシャル・タイムズ紙が、アクティビスト(物言う株主)として知られる米ファンドのエリオット・マネジメントが、大日本印刷の第3位の外部株主になったと報じたため急騰した。
スズキはインド子会社の決算が好感された。
少子化対策関連のテノがストップ高。
一方、富山第一銀行やいよぎんHDなど地銀株が下落した。
日銀総裁人事は2月10日に国会に提示されると報じられているが、反アベノミクス的な人事にすると、防衛増税に異論を唱えている安倍派から反発が更に強まる可能性が高いため、雨宮副総裁が総裁に昇格するのではないかと見られている。
昨日買われた商社株が反落。

業種別上昇率上位は鉄鋼、その他製品、電力ガス、海運、繊維で、下落率上位は銀行、卸売、保険、ノンバンク、化学。(W)

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