前引けの日経平均は42円安の3万8,445円、TOPIXは8ポイント安の2,783ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は616、下落銘柄数は931。出来高は7億5,522万株、売買代金は2兆469億円。
トランプ大統領が今後2週間以内にイスラエルとイランの紛争に米国が介入するかどうかを決定するとホワイトハウスが発表した。
寄り付きは小幅安だったが、半導体関連が買われ、10時過ぎに157円高の3万8,646円となった。
だが、イランの有力国会議員が外敵に対抗する手段の1つにホルムズ海峡封鎖を挙げたため、日経平均は小幅安となった。
サンリオや任天堂が反落し、指数寄与度の高いファーストリテイングが売られた。
メルカリやDeNAも安い。
一方、アドバンテストやディスコは、モルガン・スタンレーMUFG証券が半導体対中輸出規制で後工程装置は相対的に規制リスクが低いと述べ、両社に注目したことが作用した。
インターアクション(7725)が大幅高。ソニーグループ傘下のソニーセミコンダクタソリューションズが19日、2027年3月期までに世界の主要自動車メーカーの9割で同社製の車載CMOSセンサーが採用される見通しだと明らかにした。インターアクションはソニーセミコンダクタソリューションズに検査用光源装置を販売しているため恩恵を受けると期待された。
業種別下落率上位はその他製品、保険、水産農林、石油、情報通信で、上昇率上位は紙パルプ、海運、繊維、倉庫運輸、銀行。(W)