前引けの日経平均は60円安の3万9,602円、TOPIXは3ポイント高の2,822ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は903、下落銘柄数は641。出来高は7億5,784万株、売買代金は1兆9,221億円。
オランダのASMLが2026年の成長見通しに慎重な見方を示したことで売られたため、レーザーテックなどの半導体関連が売られた。
FRB議長の解任騒動も警戒され、日経平均は序盤に292円安の3万9,370円となった。
トランプ大統領がFRB議長に辞任は求めているが、解任は否定したため、ドルが戻し、日経平均は売り一巡後に下げ幅を縮めた。
セブン&アイは、買収を提案していたカナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールが買収提案を撤回すると発表したため下落した。
東レは東海東京インテリジェンス・ラボのレーティング引き下げで安い。
一方、三井E&S(7003)はSMBC日興証券が投資評価を引き上げた効果で大幅高。
メルカリやサイバーエージェント、SHIFT、Sansanといったグロース株が買われた。
業種別下落率上位は繊維、鉱業、石油、鉄鋼、電力ガスで、上昇率上位はその他製品、情報通信、医薬品、サービス、金属。(W)