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速報・市況2024年4月9日

☆[概況/前引け] バークシャーの円建て債準備で商社が買われた。非鉄と不動産も高い

前引けの日経平均は193円高の3万9,540円、TOPIXは9ポイント高の2,737ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は913、下落銘柄数は667。出来高は7億3,067万株、売買代金は1兆9,117億円。
著名投資家ウォーレン・バフェットが率いる投資会社のバークシャー・ハサウェイが円建て債の発行を準備していると報じられた。
5大商社を買い増すという見方から商社が買われた。
その他、バークシャー・ハサウェイの商社の保有比率は上限と述べていた9.9%に迫っているので、商社以外にも投資先があるのではないかという思惑も意識され、日経平均は一時、302円高の3万9,649円となった。
ただ、その後は10日に米国で3月消費者物価が発表されることや、金融機関からの売りが警戒され、上げ幅を縮めた。
レーザーテックと東京エレクトロンと信越化学が買われ、調整していたさくらインターネット(3778)が反発。
霞ヶ関キャピタルは大和証券が目標株価を引き上げた。
不動産株が堅調で、銅市況の上昇を受け非鉄株も買われた。
一方、ロームは転換社債の発行で売られ、マニーは通期予想を据え置いたため下落した。

業種別上昇率上位は非鉄、空運、不動産、卸売、証券で、下落率上位は海運、精密、紙パルプ、医薬品、銀行。(W)

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