前引けの日経平均は320円高の4万8,264円、TOPIXは9ポイント高の3,235ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は813、下落銘柄数は721。出来高は12億7,612万株、売買代金は3兆3,756億円。
日経平均は朝方582円高の4万8,527円となったが過熱警戒から上げ幅を縮めた。
フジクラはデータセンタ―関連に加え、核融合関連であることも注目された。
高市新総裁が経済安全保障を重視しているので、JX金属(5016)は経済安全保障推進法に関連する銘柄の1つであることで買われた。
半導体等の安定供給確保に向けた経済安全保障推進法に基づく支援措置の対象として、JX金属はスパッタリングターゲットに関する設備投資が助成を受けると7月に発表している。
住友不動産は、アクティビスト(物言う投資家)の米エリオット・インベストメント・マネジメントが、住友不動産の株式持ち合い先企業に対して同社株の買い取りを打診していたことが分かったとブルームバーグが報じた。
一方、NECと安川電機、浜松ホトニクスは反落した。
業種別上昇率上位は非鉄、鉱業、鉄鋼、電力ガス、不動産で、下落率上位はサービス、保険、小売、ノンバンク、その他製品。(W)