前引けの日経平均は582円高の4万3,301円、TOPIXは27ポイント高の3,093ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,022、下落銘柄数は522。出来高は12億1,047万株、売買代金は3兆2,158億円。
日経平均は一時629円高の4万3,347円となった。
ベッセント米財務長官が「現時点で真剣に考えるべきことは9月に50ベーシスポイント(=0.5%)利下げを決定すべきかどうかだ」と語ったことが報じられた。
サンリオは8日に通期予想を上方修正したが、下期の営業利益予想の323億円は従来計画の325億円から下方修正となっているため、保守的と受け止められ、前日に続き本日も人気を博している。
その他、レーザーテックと三菱重工、東京電力、古河電工、ソニーグループが高い。
FOOD&LIFEはモルガン・スタンレーMUFG証券が「国内、海外ともに大きな死角はみあたらない」と述べ、目標株価を引き上げた。
セイコーグループ(8050)は野村証券が目標株価を引き上げた。
一方、ソフトバンクグループは反落した。
業種別上昇率上位は精密、電機、非鉄、サービス、機械で、下落は鉱業、陸運、不動産、食品、紙パルプ。(W)