前引けの日経平均は284円安の2万8,520円、TOPIXは5ポイント安の1,997ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は921、値下がり銘柄数は1,107。出来高は4億9,390万株、売買代金は1兆992億円。
参院補選で自民党が1勝1敗となったことや中国が不動産税を一部都市に試験的に導入する方針と報じられたことが警戒され、日経平均は反落した。一時、332円安の2万8,472円となった。
ソフトバングループとレーザーテック、ファーストリテイリングが売られ、神戸物産は利益確保の売りに押された。
東京機械(6335)は22日午後の臨時株主総会で、買収防衛策を可決したことで下落している。
一方、中外製薬は通期の利益計画を上方修正し、来期も「過去最高」を目指せると説明したことで買われた。
東京製鉄は通期の業績予想と配当予想を増額し急騰した。
SKジャパンはラウンドワンの持分法適用会社になる予定でストップ高買い気配。
業種別下落率上位は情報通信、ゴム、食品、その他製品、小売で、上昇率上位は鉄鋼、鉱業、海運、倉庫運輸、石油。(W)