TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 一時2万9,000円割れ。ナスダック大幅安に加え、香港・上海株反落も影響。ファーストリテとソフトバンクGで281円安の下落寄与
速報・市況2021年3月4日

☆[概況/前引け] 一時2万9,000円割れ。ナスダック大幅安に加え、香港・上海株反落も影響。ファーストリテとソフトバンクGで281円安の下落寄与

前引けの日経平均は29,004.41円の554.69円安、TOPIXは1,880.59ポイントの23.95ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は377、値下がり銘柄数は1,731。出来高は6億2,021万株、売買代金は1兆2,479億円。
前日の米国で長期金利上昇によるIT株下落でナスダックの下げが大きかったため、本日の日経平均は反落し、一時2万9,000円を割り込んだ。香港株と上海株が反落したことも足を引っ張った。
ファーストリテイリングとソフトバンクグループの2銘柄で281円分下げた。
その他、東京エレクやアドバンテスト、ファナックも安い。
加えて、住友鉱山が売られ、オンライン診療関連のメディカル・データ・ビジョンの調整が続いた。
一方、リコーは大規模自社株買いを発表し、ストップ高買い気配となり、日立造船(7004)は容量が世界最大級の全固体電池を開発したことでストップ高となった。
JVCケンウッドは野村証券がカーエレクトロニクスの残存者メリットに注目して目標株価を引き上げた。
パチンコ・パチスロ機の平和は子会社によるゴルフ場運営事業を有望視した三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を引き上げたことに刺激を受けた。
業種別下落率上位は非鉄、情報通信、その他製品、電機、空運。上昇業種は海運、不動産、水産農林、ノンバンク。

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