TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 一時488円安の2万7,294円まで下落。ファナックやアンリツ、富士通が売られ、キーエンスとTOWA、デンソーは買われた
速報・市況2021年7月30日

☆[概況/前引け] 一時488円安の2万7,294円まで下落。ファナックやアンリツ、富士通が売られ、キーエンスとTOWA、デンソーは買われた

前引けの日経平均は373円安の2万7,409円、TOPIXは15ポイント安の1,911ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は390、値下がり銘柄数は1,700。出来高は5億2,936万株、売買代金は1兆2,289億円。
国内の新型コロナウイルス感染拡大が加速していることや、月末の日経平均は昨年9月以降、6月まで10カ月連続で値下がりしていることがマイナス視され、日経平均は一時488円安の2万7,294円まで下落した。
ファナックは半導体の調達難の影響が大きく、この状況がしばらく続きそうだとコメントしたため売られた。
アンリツは半導体不足により第1四半期が4割営業減益となり急落した。
富士通(6702)は第1四半期の受注が7%減だったことで安い。
新光電工は通期予想を上方修正したが、下期の営業利益予想は154億円→138億円に減額されたことがマイナス視された。
大日本住友製薬は第1四半期が65%営業減益で売られた。
JCRファーマはコロナワクチン原薬供給で大幅増益となったが織り込み済みという見方で下落した。
一方、キーエンスが好決算で買われ、TOWAは大幅上方修正で急騰した。
デンソーは自社株買いの発表が好感された。
業種別下落率上位は医薬品、その他製品、空運、ノンバンク、情報通信で、上昇は海運、鉄鋼、ゴム、銀行。(W)

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