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速報・市況2024年4月8日

☆[概況/前引け] 一時625円高。今週のラマダン明けに期待

前引けの日経平均は525円高の3万9,517円、TOPIXは32ポイント高の2,735ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,285、下落銘柄数は324。出来高は7億7,322万株、売買代金は2兆402億円。
日経平均は反発し、一時3万9,617円(625円高)となった。
イスラム世界の断食月のラマダンは4月9日の夕方に終了する。
大和証券では、ラマダン明け後は1カ月程度の日本株高となる事が多いことや、米国の個人の確定申告期限が4月15日(月)で、資金捻出目的の売却は今週一巡するという見立てから、来週は需給が改善する可能性が高いとみている。
ソシオネクストが大幅高で、富士通は大和証券がレーティングを「2」→「1」に引き上げた。新光電工を夏にも売却予定で、大規模な事業構造改革フェイズを終え、中核たるITサービス事業を牽引車に長期成長フェイズへ移行すると紹介した。
キユーピーは業績上方修正で急騰した。
ミズノ(8022)はSMBC日興証券が新規に「1」と発表し、続伸となった。
一方、安川電機は買いが続かず続落となった。モルガン・スタンレーMUFG証券は「同社がコメントする楽観的な見立ては過去に何度も実現しなかった」と指摘した。

業種別上昇率上位は証券、ノンバンク、機械、輸送用機器、サービスで、下落は鉱業。(W)

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