前引けの日経平均は410円安の3万9,428円、TOPIXは13ポイント安の2,701ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は713、下落銘柄数は886。出来高は8億5,367万株、売買代金は2兆3,021億円。
イスラエルがシリアにあるイラン大使館を1日にミサイル攻撃したことや、ウクライナが2日にロシアの製油所をドローン攻撃したため、原油供給が減るという見方からWTI原油先物は5カ月ぶりの高値を付けた。
インフレ高止まりで米国の利下げは先送りされるという見方から米国長期金利が上昇し、2日の米国株が売られた。
米国株安を受けて、3日の日経平均は下落した。
3月12日の取引時間中に付けた安値の3万8,271円から3月22日の取引時間中の高値4万1,087円までの上げ幅1,740円に対して、エリオット波動で使用する黄金分割の61.8%の調整幅は3万9,347円となるが、本日は一時3万9,217円まで売られたため、調整に入った可能性という見方もある。
ファーストリテイリングが売られ、霞ヶ関キャピタルは利益確保の売りで急落した。
任天堂が8,000円を下回った。
グロース株が敬遠されたため、電力や海運などのバリュー系の銘柄に資金が向かった。
次世代半導体の国産を目指すラピダスは北海道の千歳市に新工場を建設するが、2日に製品を組み立てる「後工程」の先端技術開発に乗り出すと発表した。
半導体工場の電力消費に期待して、北海道電力(9509)の上げが目立った。
サカタインクスは野村証券がレーティングを新規に「Buy」と発表した。マイクロプラスチックの削減に向け、PETボトルからアルミ缶への需要シフトに伴うメタルインキの需要増を予想している。
業種別下落率上位はその他製品、精密、情報通信、不動産、電機で、上昇率上位は鉱業、電力ガス、海運、倉庫運輸、石油。(W)
