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速報・市況2024年12月13日

☆[概況/前引け] 上海株と香港株の下落を受けて下げ幅拡大

前引けの日経平均は488円安の3万9,360円、TOPIXは34ポイント安の2,738ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は349、下落銘柄数は1,241。出来高は12億236万株、売買代金は2兆6,675億円。
前日の米国株が下落したため、日経平均は反落し、上海株と香港株の下落を受けて、一時601円安の3万9,247円となった。
中国では来年の経済政策の方針を決める中央経済工作会議が11日~12日に開催され、「より積極的な財政政策を実施する。財政赤字率を引き上げる」「適度に緩和的な金融政策を実施する」ことを決めたが、9日の中央政治局会議の内容と比べて新たな材料に乏しいという見方から材料出尽くし感で上海株と香港株は下落した。

東証では三菱重工など防衛関連の下げが目立った。
米国関連のリクルートも安い。
JR東海が安値更新。
一方、エヌビディアが、中国国内の顧客に対して引き続き商品とサービスを提供していくと表明したことを受けて、検査装置のアドバンテストは買われた。
バンダイナムコ(7832)は、フロム・ソフトウェアと共同開発するアクションRPG『ELDEN RING(エルデンリング)』(国内販売元はフロム・ソフトウェア、海外販売元はバンダイナムコ)のスピンオフタイトル『ELDEN RING NIGHTREIGN(エルデンリング ナイトレイン)』を2025年に世界同時発売することを発表したことで買われた。

業種別下落率上位は医薬品、サービス、機械、ノンバンク、電機で、上昇は紙パルプ、海運。(W)

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