前引けの日経平均は106円高の5万688円、TOPIXは1ポイント高の3,385ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は474、下落銘柄数は1,067。出来高は10億3,533万株、売買代金は2兆3,437億円。
トランプ米大統領は、中国の習近平国家主席に対し、 米エヌビディアの人工知能(AI)用GPU(画像処理半導体)「H200」を中国に販売できるようになると伝えた。中国向け売上高の25%を米政府に支払うことが条件になる。
ただ、現行のブラックウェルは前世代の「ホッパー(H200)」と比較して、学習性能で4倍、推論実行で30倍の効率を実現している。
性能で劣るH200を中国側が利用するかどうかは不明という見方で、日経平均は上下に振れた。
香港株と上海株は小幅安。
ディスコとレーザーテック、KOKUSAI ELECTRIC(6525)が買われた。
フィジカルAI関連のファナックと安川電機が高く、川崎重工も上昇。
一方、サンリオや任天堂が売られた。
業種別上昇率上位はゴム、医薬品、電機、機械、海運で、下落率上位は不動産、紙パルプ、その他製品、鉄鋼、水産農林。(W)
