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速報・市況2025年7月15日

☆[概況/前引け] 中国のGDPをきっかけに伸び悩んだ

前引けの日経平均は47円高の3万9,507円、TOPIXは1ポイント高の2,824ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は669、下落銘柄数は877。出来高は7億9,119万株、売買代金は2兆884億円。
参院選で与党は非改選を含む定数の過半数(125議席)の維持は困難な情勢と報じられた。
消費税減税を主張する野党が議席を伸ばすと積極財政策が政府の政策に影響を与える可能性があるという見方で、金利が上昇し、日経平均は一時181円高の3万9,641円となった。
ただ、中国の4~6月期のGDPが前年同期比5.2%増と、1~3月期の同5.4%増から低下したことをきっかけに伸び悩んだ。
米エヌビディアは中国向けに設計されたAIアクセラレータ「H20」製品について、米国政府から対中輸出を許可する確約を得たと報じられた。
エヌビディアの上昇期待で、ディスコや東京エレクトロン(8035)などが買われた。
フジクラと古河電工も高い。
クリエイト・レストランツHDは大幅高。
中国関連の良品計画や伊藤忠は下落。

業種別上昇率上位は非鉄、保険、証券、医薬品、銀行で、下落率上位は卸売、紙パルプ、不動産、陸運、海運。(W)

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