TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 中国1~3月期GDPは予想を上回ったが、日米首脳会談による中国との軋轢が警戒され、日経平均は反応薄
速報・市況2021年4月16日

☆[概況/前引け] 中国1~3月期GDPは予想を上回ったが、日米首脳会談による中国との軋轢が警戒され、日経平均は反応薄

前引けの日経平均は29,682.66円の39.97円高、TOPIXは1,958.16ポイントの0.97ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は932、値下がり銘柄数は1,103。出来高は4億4,158万株、売買代金は9,663億円。
前日のNYダウは初の3万4,000ドル乗せとなったが、日経平均の反応は鈍く、決算発表シーズンで動きにくい様子。
中国の1~3月期のGDPは前年同期比18.3%増となり、市場予想の17.9%増を上回ったが、さほど好感はされていない。
日米首脳会談では、新疆ウイグル自治区の人権問題や東シナ海問題で中国を批判することになりそうなため、中国との軋轢も強まるという見方が警戒要因となった。
スクウェア・エニックス(9684)は複数の買い手候補が関心と報じられ大幅高となった。
日置電機は第1四半期が好決算でストップ高となった。
レーザーテックと東京エレクトロンは伸び悩んだ。
一方、東芝は経営陣が英投資ファンドからの買収提案について、反対する方向で調整していると報じられため、売られた。
ヨシムラフードはシンガポールとマレーシアでホテル向けに大幅に減少したことで前期決算が計画を大幅に下回ったため売られた。
日本郵船など海運株が反落した。
業種別上昇率上位は鉱業、精密、不動産、その他製品、水産農林で、下落率上位は海運、鉄鋼、非鉄、金属、電力ガス。

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