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速報・市況2024年3月21日

☆[概況/前引け] 主力株が買われ高値更新

前引けの日経平均は666円高の4万670円、TOPIXは43ポイント高の2,794ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,277、下落銘柄数は344。出来高は11億3,236万株、売買代金は3兆399億円。
米国でFOMCメンバーによる政策金利予測の中央値は昨年12月と変わらなかった。市場では今年の利下げ回数が2回に減らされると警戒していたが、3回の見通しが維持されたため、安心感から主要3指数は最高値を更新した。
日経平均も大幅高となり、一時4万748円(745円高)となり、7日に付けた取引時間中の最高値(4万472円)を上回った。終値の最高値は4日の4万109円。
レーザーテックや東京エレクトロン、トヨタ、東京電力、ソフトバンクグループ、日立、三菱重工が買われた。
三越伊勢丹(3099)は高額品などの良好な需要が予想される中、経費抑制も進むと野村証券が述べ、小売セクターの中で特に推奨すると発表した。
富士石油は出光興産が筆頭株主となり、協業深化への期待でストップ高となった。
霞ヶ関キャピタルはファンド向け開発用地売却が好調なため、4月2日の決算発表が期待され、大幅高が継続した。
一方、海運株は続落。
小糸製作所はSMBC日興証券が投資評価を下げた。

業種別上昇率上位は紙パルプ、卸売、輸送用機器、保険、銀行で、下落は海運、陸運、空運、不動産。(W)

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