前引けの日経平均は219円高の5万1,131円、TOPIXは5ポイント高の3,323ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は540、下落銘柄数は1,007。出来高は12億5,046万株、売買代金は3兆1,248億円。
日経平均は序盤に601円高の5万1,513円を付けた後は伸び悩んだ。
キオクシアHD(285A)は4日続伸。フラッシュメモリーを共同開発している米サンディスクが11月7日に11月からの契約価格を50%引き上げると顧客に通知したと報じられたことが材料視されている。
古河電工はデータセンタ向け水冷モジュールの製造工場を拡張すると発表したことで買われた。
一方、アドバンテストとディスコは反落した。
三菱地所は上期決算がアナリスト予想に届かず、自社株買いの発表もなかったために売られた。
化粧品・美容情報サイト「アットコスメ」を運営しているアイスタイルは第1四半期好決算で買われたが、化粧品メーカーのコーセーは7~9月期が大幅減益だったため、一時ストップ安となった。
資生堂は小幅安。
三菱ガス化学はオランダ子会社が事業環境悪化から工場建設を一時中止しており、減損損失を計上したため、最終赤字予想となり、株価はストップ安となった。
業種別上昇率上位は医薬品、空運、その他製品、水産農林、電力ガスで、下落率上位は陸運、海運、紙パルプ、鉄鋼、化学。(W)
