前引けの日経平均は76円高の3万7,546円、TOPIXは3ポイント安の2,773ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は594、下落銘柄数は972。出来高は7億6,969万株、売買代金は1兆9,649億円。
日経平均は伸び悩んだ。
防衛大手3社が買われた。IHIは野村証券によるレーティングの引き上げと大和証券のよる目標株価の引き上げが後押しした。
米国でエヌビディアやブロードコムなどの半導体関連が買われたため、アドバンテストなどが高い。ソシオネクストが反発。
日東紡が買われた。5月27日にDIGITIMESは、三菱瓦斯化学が半導体パッケージ基板に使用されるBT材料の納期延長を顧客に通達したと報じた。
野村証券では、日東紡のTガラスの生産能力が銅張積層板のサプライチェーンのボトルネックになっていると推測した。
エムスリー(2413)は「定時株主総会資料」で10位株主に「OASIS JAPAN STRATEGIC FUND Y LTD.」が1.2％保有で存在していることが判明し買われた。
サンリオが反落し、日本ヒュームが利食い売りに押された。

業種別上昇率上位は鉱業、機械、紙パルプ、小売、電機で、下落率上位は電力ガス、不動産、卸売、建設、輸送用機器。（W)