前引けの日経平均は196円高の3万6,241円、TOPIXは6ポイント高の2,673ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は596、下落銘柄数は976。出来高は8億4,879万株、売買代金は2兆1,785億円。
日銀金融政策決定会合の結果発表を目前に、円相場が円安に振れたため、日経平均も上昇した。
ディスコやアドバンテスト、フジクラ、日立が買われ、住友ファーマが大幅続伸。
JR東海は初の自社株買いが好感された。
シンプレクス(4373)が決算発表を受けて大幅高。
新日本科学は米国子会社が経鼻偏頭痛薬「Atzumi」で米FDA承認を取得したことで買われた。
他方、東京エレクトロンが売られ、村田製作所は今期営業減益予想で大幅安となった。
東宝は野村証券が割安感が乏しいと指摘し、レーティングを下げたため下落した。
業種別上昇率上位は陸運、ガラス土石、非鉄、医薬品、サービスで、下落率上位は海運、紙パルプ、保険、繊維、鉄鋼。(W)