前引けの日経平均は422円安の3万7,705円、TOPIXは26ポイント安の2,736ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は379、下落銘柄数は1,209。出来高は9億5,087万株、売買代金は2兆3,131億円。
韓国と米国が5月5日に会談し、ドルウォン市場について協議したと報じられたため、韓国ウォンが急伸した。
5月20日にカナダで開幕するG7財務相・中央銀行総裁会議にあわせて、日米財務相会談を行うため、円安是正が議論されるという思惑から円高が進み、日経平均は下落した。
フジクラやソニーグループ、トヨタが売られた。
楽天グループは第1四半期の最終赤字拡大で売られた。
一方、太陽誘電(6976)が上昇。東海東京インテリジェンス・ラボは5月13日の「MLCC(積層セラミックコンデンサー)業界」のレポートで相対的に太陽誘電が魅力的と解説した。
中国ではスマートフォンの購入に1月20日から補助金が出ているため、4月以降の水準・継続性を注視したいと述べている。
UTグループは今期の大幅増益予想と自社株買いの発表で急騰した。
業種別下落率上位は輸送用機器、その他製品、保険、非鉄、証券で、上昇は海運、繊維、倉庫運輸、陸運。(W)