前引けの日経平均は189円高の3万8,392円、TOPIXは20ポイント高の2,727ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,213、下落銘柄数は389。出来高は8億4,103万株、売買代金は2兆2,378億円。
日経平均は反発し、前引けにかけてやや上げ幅を広げた。
4月25日～26日に開催された日銀金融政策決定会合の「主な意見」で、政策金利引き上げの検討や国債買い入れ減額を進めていくべきという意見があり、長期金利が上昇したため、三菱UFJが買われた。
オリックスは自社株買いの発表で高い。
IHIは今期の黒字回復予想で大幅高となり、オムロンは今期予想がアナリスト予想を上回り急騰した。
コーセー(4922)は第1四半期の好決算と顧客本人の細胞でつくったiPS細胞を使う美容商品事業を始めると発表したことが注目されストップ高となった。
一方、三菱重工は大幅続落となり、ロームは大幅減益継続予想で急落した。
サカイ引越センターが年初来安値となった。

業種別上昇率上位はノンバンク、その他製品、金属、ガラス土石、保険で、下落は電力ガス、証券。（W）