前引けの日経平均は61円安の4万3,652円、TOPIXは1ポイント安の3,119ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は929、下落銘柄数は625。出来高は10億2,455万株、売買代金は2兆7,123億円。
8月21~23日開催されるジャクソンホール会議で、パウエルFRB議長は22日に基調講演を行う。
様子見姿勢から日経平均は一時302円安の4万3,411円となったが、半導体関連が反発し、下げ幅を縮めた。
ソフトバンクグループは10日ぶりに反落した。サンリオは6日ぶりに反落。フジクラや任天堂も反落した。
「米国防総省の当局者が日本政府の防衛費増額への取り組みに強い不満を持っている」と報じられたが、株価には織り込み済みという見方で、三菱重工やIHIは反落した。
一方、ディスコやソシオネクストやSCREENなど半導体関連が反発した。
第一三共は肺がんに対する併用療法が、米FDAから「画期的治療薬」の指定を受けたことで買われた。
あすか製薬はダルトン・インベストメンツが買い増し意向で急騰した。
関東電化(4047)はエフィッシモ キャピタルが保有目的を「純投資」から「経営陣への助言」に変更したため、株主価値向上策へ思惑から買われた。
業種別下落率上位はその他製品、銀行、非鉄、保険、証券で、上昇率上位は医薬品、不動産、倉庫運輸、鉄鋼、輸送用機器。(W)