前引けの日経平均は189円高の3万8,501円、TOPIXは4ポイント高の2,781ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は785、下落銘柄数は753。出来高は7億6,919万株、売買代金は2兆715億円。
中東情勢への警戒からCMEグローベックスのNYダウ先物は小幅安だったが、日経平均は続伸となった。
米国でAMDが買われたことを受けて、アドバンテストを始めとした半導体関連が高い。
サンリオが堅調。防衛関連のIHIも高い。
イオンファンタジー(4343)は5月既存店売上高が前年同月比13.7%増だったことで買われた。
一方、日本製鉄は反落した。
海運株が安い。中東情勢が緊迫化しているが、日本の海運大手はエネルギー安定供給の観点から現時点ではペルシャ湾への配船を維持しているため、被害に遭わないかと警戒されている。
業種別上昇率上位はその他製品、非鉄、水産農林、ガラス土石、機械で、下落率上位は鉄鋼、海運、医薬品、保険、倉庫運輸。(W)