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速報・市況2024年4月18日

☆[概況/前引け] 反発に転じた。半導体関連と損保、空運、インバウンド関連が高い

前引けの日経平均は129円高の3万8,090円、TOPIXは19ポイント高の2,682ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,462、下落銘柄数は165。出来高は7億6,038万株、売買代金は2兆312億円。
半導体露光装置のASMLの第1四半期の受注が減ったため、半導体関連が続落で始まり、日経平均は朝方316円安の3万7,644円となったが、11時過ぎには反発に転じた。
野村証券ではASMLの第1四半期の受注減について、四半期のブレの範疇で、半導体製造装置市場底打ち後の緩やかな回復局面と言う状況が変化したわけではないと解説した。
こうした見方も支持されたのか、アドバンテストやディスコ、TOWA、SCREENなど半導体関連に買いが入った。
東京海上などの損保株が高い。
米国でユナイテッド航空の決算がアナリスト予想を上回ったことで買われたため、日本航空にも連想買いが入った。3月の訪日外客数が308万1,600人となり、単月として初めて300万人の大台を超えたことも好感された。インバウンド関連の藤田観光も高い。
株価が調整していた大阪チタニウム(5726)と東邦チタニウムにも航空機関連として買いが入った。
一方、富士フイルムは営業利益が計画に未達だったため売られた。

業種別上昇率上位は保険、空運、繊維、非鉄、銀行で、下落は鉱業と情報通信。(W)

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