TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 取引時間中の高値更新。脱米国の受け皿期待
速報・市況2025年8月18日

☆[概況/前引け] 取引時間中の高値更新。脱米国の受け皿期待

前引けの日経平均は379円高の4万3,757円、TOPIXは17ポイント高の3,124ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,161、下落銘柄数は399。出来高は10億7,722万株、売買代金は2兆6,002億円。
米ロ首脳会談は成果がなく終了し、トランプ大統領はこれまで追求してきた停戦の合意ではなく、和平合意を目指すべきという考えを示したため、勝者はプーチン大統領だったという見方もある。
日経平均は8月13日に付けた取引時間中の高値(4万3,451円)を上回った。
トランプ大統領の傍若無人な政権運営を受けて、グローバル投資家が「脱米国」を志向する場合、日本株は投資資金の受け皿となりやすいと期待されている。
サンリオは5日続伸。
三菱重工などの防衛関連が買われた。
任天堂は「スイッチ2」の売れ行き好調で上場来高値。
インドの政府高官が消費税減税を明らかにしたと報じられ、スズキが高い。
金融庁が秋にも円建てステーブルコインの発行を国内で初めて認めると報じられたため、ステーブルコイン関連として、アステリア(3853)はストップ高買い気配。
レーザーテックやディスコが売られ、銀行株が下落した。

業種別上昇率上位はその他製品、サービス、非鉄、輸送用機器、情報通信で、下落率上位は銀行、電力ガス、海運、鉱業、倉庫運輸。(W)

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