前引けの日経平均は262円高の5万4,013円、TOPIXは38ポイント高の3,648ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,316、 下落銘柄数は248。出来高は10億4,815万株、売買代金は3兆368億円。
ベッセント米財務長官が16日に、インドや中国、イランのタンカーがホルムズ海峡を通過したことについて、「構わない。我々は原油が世界へ十分に供給されることを望んでいる」と発言した。
原油先物の上昇が一服し、米国株が反発したため、日経平均も朝方は637円高の5万4,388円となった。
だが、トランプ大統領からホルムズ海峡への艦船派遣を要請された国々が慎重なため、原油先物が上昇し、日経平均は上げ幅を縮めた。
三菱重工が買われ、INPEXが高い。
総合商社はSBI証券による目標株価の引き上げが好感された。
株価が低迷していた第一三共(4568)が上昇。3月9日に抗HER2抗体薬物複合体(ADC)「エンハーツ」が米FDA(食品医薬品局)に、「術前療法後のHER2陽性乳がん治療」への適応追加の申請が受理された。優先審査の指定も受けた。審査終了目標日は7月7日。この効能追加申請は日本と欧州連合(EU)では2月に受理されている。
一方、フジクラや古河電工などのデータセンター関連とレーザーテックやディスコなどの半導体関連は安い。
エヌビディアはAI向け半導体「ブラックウェル」と「ルービン」の売上高が、2027年末までに1兆ドル(約159兆円)以上になる見通しを報告した。日本政府の令和8年度当初予算案が122兆円なので、それより大きい金額について懐疑的な見方もある。
業種別上場率上位は海運、鉱業、卸売、石油、医薬品で、下落は非鉄、その他製品、情報通信。(W)
