TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 寄り付きで買われた半導体関連が下落し、日経平均は一時小幅安の場面も
速報・市況2024年4月23日

☆[概況/前引け] 寄り付きで買われた半導体関連が下落し、日経平均は一時小幅安の場面も

前引けの日経平均は99円高の3万7,538円、TOPIXは3ポイント高の2,666ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は891、下落銘柄数は699。出来高は7億4,364万株、売買代金は1兆9,345億円。
イラン当局が、イスラエルは現段階で必要な対応を受けたとの見解を示したため、攻撃の応酬がエスカレートするという懸念が和らぎ、22日の米国株が上昇した。
ゴールドマン・サックスが、ヘッジファンドは世界的な株買いを再開しつつあり、全般的な市場のボラティリティーにも動じず、約2カ月ぶりの速いペースでテクノロジー株を買い進めていると分析したことも支えとなり、22日の米国ではエムビディアが反発した。
23日の日本でも半導体関連が切り返し、日経平均は取引開始早々に379円高の3万7,817円となったが、買いが続かず、11時過ぎには41円安となった場面もあった。
寄り付きで買われた半導体関連が戻り売りに押され、レーザーテックやソシオネクスト、ディスコが下落し、東京エレクトロンとアドバンテストも前日終値水準に押し戻された。
ただ、こうした中、東京海上(8766)は買われた。
大阪ガスと東急建設は業績予想を上方修正が好感された。
北海道電力は反落し、LIXILは業績下方修正で売られた。

業種別上昇率上位は保険、電力ガス、銀行、鉱業、証券で、下落率上位は金属、海運、ゴム、倉庫運輸、ガラス土石。(W)

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