TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 小反落。半導体関連と海運が売られ、テノ.は好調を継続。日置電機が高い
速報・市況2023年1月26日

☆[概況/前引け] 小反落。半導体関連と海運が売られ、テノ.は好調を継続。日置電機が高い

前引けの日経平均は33円安の2万7,361円、TOPIXは3ポイント安の1,977ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は759、下落銘柄数は969。出来高は5億715万株、売買代金は1兆3,002億円。
日経平均は5日ぶりに小反落。米国の半導体製造装置メーカーのラムリサーチの第3四半期(1~3月期)見通しがアナリスト予想を下回り、時間外取引で売られたため、レーザーテックと東京エレクトロン、アドバンテストも下落した。
世界最大のコンテナ船社MSC(スイス)と2位のマースク(デンマーク)が、2社による定航アライアンス「2M」について、2025年1月末で契約を終了すると発表した。単独運航に移行するため、受注獲得のため、安値が提示されることが警戒され、川崎汽船(9107)など海運株の下げが目立った。
インソースは第1四半期の通期予想に対する進捗率が物足りないという見方から下落した。
一方、少子化対策関連のテノ.が好調を保ち、オリンパスが堅調で、ダブルスコープが買われた。
日置電機は今期も最高益更新予想で買われた。大和証券ではバッテリー計測について材料・セル・パッケージ向けにワンストップで提供できている特徴があるほか、岡澤社長の改革のもと会社に変化が出てきている企業として引き続き注目したいと解説している。

業種別下落率上位は海運、銀行、電機、石油、機械で、上昇率上位は精密、不動産、その他製品、化学、空運。(W)

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