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速報・市況2025年2月17日

☆[概況/前引け] 方向感がない展開

前引けの日経平均は15円高の3万9,164円、TOPIXは7ポイント高の2,766ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は925、下落銘柄数は654。出来高は9億4,746万株、売買代金は2兆947億円。
日経平均は方向感がない展開。
トランプ大統領が4月2日に自動車関税を発動する見通しや円高が警戒されたが、日本の10~12月期のGDPが年率2.8%増となったことは下支え要因となった。
ただ、GDPは輸入が減少し、外需の寄与度を大きくしたため、輸入の弱さは内需の弱さを反映していると大和証券では解説した。
キオクシア(285A)は、AIインフラ構築からデータセンター向けSSD製品の出荷が増加しており、通期の業績予想が好感され大幅高となった。
サンリオは中期経営計画で2027年3月期に営業利益400億円以上を目標にしていたが、25年3月期の営業利益予想を512億円(前期比90.0%増)に上方修正したためストップ高となった。
ダイフクが大幅高。SMBC日興証券では新年度計画の利益額や収益性の水準感は力強いと解説した。
一方、自動車関税が警戒され、トヨタやホンダが売られた。
楽天グループはモバイル獲得が弱いという見方で下落した。

業種別上昇率上位は石油、その他製品、電力ガス、機械、紙パルプで、下落率上位は精密、輸送用機器、サービス、空運、化学。(W)

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