TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 日経平均は反落だがTOPIXは小幅高。地銀と不動産株が高い
速報・市況2025年9月26日

☆[概況/前引け] 日経平均は反落だがTOPIXは小幅高。地銀と不動産株が高い

前引けの日経平均は125円安の4万5,629円、TOPIXは12ポイント高の3,198ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,190、下落銘柄数は366。出来高は9億2,395万株、売買代金は2兆6,936億円。
前日の米国株が3日続落となった影響で日経平均は反落し、一時331円安の4万5,423円となった。
朝方の売り一巡後は、26日の権利付き最終日を受け、配当取りの買いで下げ幅を縮めた。
なお、29日の権利落ち額は日経平均で300円程度と見られている。
米国でロスチャイルド・レッドバーンがオラクルについて、クラウド収益の価値を大幅に過大評価していると述べ、「Sell」と発表した。
米オクラルの株価下落が響き、東証ではレーザーテックやディスコなどの半導体関連が売られた。
25日に新規上場したオリオンビールは反落。
トランプ大統領がブランド化または特許取得済みの医薬品に100%の関税を課すと発表したため、中外製薬や住友ファーマなどの医薬品株が安い。
一方、東電が買われた。
千葉銀行と千葉興業銀行(8337)が9月中にも経営統合で基本合意すると報じられたため、業界再編期待で地銀株が高い。
不動産株が上昇。

業種別下落率上位は非鉄、医薬品、電機、金属、精密で、上昇率上位は不動産、鉱業、証券、その他製品、建設。(W)

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