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速報・市況2025年7月22日

☆[概況/前引け] 日経平均は往って来い

前引けの日経平均は73円高の3万9,892円、TOPIXは3ポイント高の2,837ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は888、下落銘柄数は659。出来高は8億6,422万株、売買代金は2兆1,514億円。
参院選で与党は大敗したが、石破首相が続投を表明したため、過度な財政懸念が和らぐという見方から日経平均は朝方、456円高の4万275円となった。
だが、買い一巡後は伸び悩み、往って来いとなった。
野党各党が自公政権との連立を否定したため、少数与党では「何も決められない政治」に陥る可能性が高いと警戒された。
関西電力が次世代の原子力発電所(革新軽水炉)の建設に乗り出すと報じられたことで買われ、三菱重工や電力ケーブルのフジクラ、原発圧力容器の日本製鋼所が高い。
良品計画が続伸。
一方、キーエンスはゴールドマン・サックス証券が7月18日に投資判断を「買い」→「中立」に下げたことで続落となった。
関税警戒で医薬品株が安い。
ソディック(6143)は第3者割当で新株予約権と転換社債型新株予約権付社債を発表したことで売られた。

業種別上昇率上位は非鉄、石油、鉄鋼、電力ガス、証券で、下落率上位は精密、医薬品、鉱業、海運、保険。(W)

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