TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 日経平均は321円安。感染拡大やマザーズの下げが大きく、投資家心理が悪化
速報・市況2021年7月28日

☆[概況/前引け] 日経平均は321円安。感染拡大やマザーズの下げが大きく、投資家心理が悪化

前引けの日経平均は321円安の2万7,648円、TOPIXは14ポイント安の1,923ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は452、値下がり銘柄数は1,615。出来高は5億1,246万株、売買代金は1兆647億円。
中国の規制強化による欧米株安や28日の都内の1日当たりの感染者数が過去最多となったことで東証は売られ、マザーズの下げ幅が大きかったことも投資家心理を悪化させた。
ソフトバンクグループとファーストリテイリングが年初来安値を更新し、半導体関連のレーザーテックと東京エレクトロンも安い。
米国のアップルが時間外取引で下落したため、村田製作所がさえず。
その他、エムスリーとリクルートの下げも目立った。
一方、三菱自動車は通期業績予想の上方修正で買われ、自転車部品のシマノは上期好決算と自社株買いの発表で高い。
ピックルスは株式分割が歓迎された。
サカイオーベックスはMBO(経営陣による買収)が発表され、ストップ高買い気配。
感染者数が拡大していることを受けて、マスク関連のダイトウボウ(3202)が物色された。
業種別下落率上位は金属、サービス、情報通信、陸運、電機で、上昇率上位は鉄鋼、石油、繊維、紙パルプ、水産農林。(W)

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