前引けの日経平均は21,849.09円の429.86円高、TOPIXは1,574.43ポイントの24.96ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,387、値下がり銘柄数は709。出来高は9億1,311万株、売買代金は1兆4,289億円。
第2次補正予算が31.9兆円となり、第1次補正予算の25.7兆円弱を上回り、補正予算で最大となるため、景気の底割れを防ぐと期待された。
金融システム不安が高まることを防ぐために、経営責任の明確化や収益目標の設定を省き、返済期限も撤廃することで、金融機関が公的資金の注入を受けやすくすることも好感されている。
日経平均は寄り後も上げ幅を拡大し、三菱UFJや三井住友FGが買われ、トヨタや日産、マツダも高い。
電通グループは広告需要が5月を底に回復していくと期待され、大幅高となった。
景気敏感セクターの鉄鋼株の上げも目立った。
DLE(3686)は短編動画投稿プラットフォームアプリ運営会社に投資すると発表し、ストップ高買い気配となった。
一方、オープンドアや日本オラクルは安い。
業種別上昇率上位は鉄鋼、銀行、証券、保険、輸送用機器で、下落は石油、鉱業。