前引けの日経平均は91円安の3万7,440円、TOPIXは0.9ポイント高の2,752ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は948、下落銘柄数は603。出来高は5億7,639万株、売買代金は1兆5,039億円。
植田日銀総裁が、経済・物価の中心的な見通しが実現していけば、2%の物価安定目標の持続的な達成に向けて利上げを継続するとの見解を示した。
これを受けて、円高となり日経平均は小幅安となった。
ディスコや東京エレクトロンが売られ、日本製鉄が反落。
楽天グループは備蓄米を販売するが株価は下落した。野村証券は引き続きモバイルサービス収入の加速を待つ展開と述べ、目標株価を下げた。
カヤバが反落。
一方、川崎重工とサンリオが買われた。
ペプチドリームが上昇。
シンフォニアテクノロジー(6507)は年初来高値を更新した。航空機用電源システムメーカーで防衛用航空機関連として物色された。
業種別下落率上位は鉄鋼、電力ガス、石油、紙パルプ、輸送用機器で、上昇率上位は繊維、その他製品、ガラス土石、サービス、非鉄。(W)