前引けの日経平均は283円安の3万2,287円、TOPIXは19ポイント安の2,363ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は607、下落銘柄数は1,161。出来高は7億4,190万株、売買代金は1兆7,922億円。
日銀金融政策決定会合が見守られ、日経平均は朝方、416円安の3万2,154円となったが、4日続落で今朝の安値まで1,378円安となったため、買戻しも入り、下げ幅を縮めた。
SMBC日興証券では、7月会合でイールドカーブコントロールの柔軟化が決定された直後なので、金融政策は据え置きを予想している。
そして、今会合での注目点として声明文における「必要があれば、躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる」というフォワードガイダンスの修正の有無が挙げている。
海運株が手仕舞い売りに押され、東京電力も反落。鉄鋼株と商社株も安い。
DDグループも利食い売りに押された。
一方、レーザーテックが買われ、ネクステージが続伸。
日本テレビはスタジオジブリの子会社化で急騰した。
メドレー(4480)やSHIFT(3697)といった調整していたグロース株に買いが入った。
業種別下落率上位は海運、電力ガス、鉄鋼、非鉄、建設で、上昇は空運、精密、鉱業。(W)