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速報・市況2025年6月25日

☆[概況/前引け] 田村日銀審議委員の講演で円高となり小幅安

前引けの日経平均は40円安の3万8,750円、TOPIXは9ポイント安の2,771ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は455、下落銘柄数は1,094。出来高は7億7,919万株、売買代金は2兆1,601億円。
田村日銀審議委員が講演で、物価上振れリスクが高まる場合には「たとえ不確実性が高い状況にあっても、果断に対応すべき場面もあり得る」と語ったため、円高に振れ、日経平均は小幅安となった。
ただ、みずほなどの銀行株は安い。
伊藤忠などの商社株も下落。
オリンパスは米FDA(食品医薬品局)が、品質システムの規制要件を満たないことから、医療機関などに注意を促したため売られた。
米国でマイクロン・テクノロジーが決算を発表する予定で、好決算への期待から、東京エレクトロンなどの半導体関連が買われた。
任天堂が高い。
三井化学(4183)は中国でフェノールの赤字拠点の売却を発表したことで上昇した。

業種別下落率上位は精密、石油化学、ノンバンク、銀行、紙パルプで、上昇率上位はその他製品、電機、化学、金属、ガラス土石。(W)

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