前引けの日経平均は182円安の3万9,628円、TOPIXは12ポイント安の2,815ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は745、下落銘柄数は822。出来高は6億3,162万株、売買代金は1兆6,891億円。
トランプ大統領による関税率の通知が警戒され、日経平均は反落。
野村総研では相互関税ショック再燃のリスクもと述べ、上乗せ関税率が平均50%に引き上げられる場合、世界のGDPは0.84%押し下げられると試算した。
フジクラや三菱UFJ、ソフトバンクグループ、東電が売られた。
安川電機は業績下方修正で下落。
日産(7201)は鴻海とEV生産協議と報じられたが、経営再建が進むかどうかが警戒されており売られた。
一方、ディスコは第1四半期の売上高が好感された。
良品計画はSMBC日興証券が目標株価を引き上げた。
円谷フィールズは米キャピタル・リサーチによる保有判明で上昇した。
業種別下落率上位は鉱業、非鉄、銀行、証券、鉄鋼で、上昇率上位は小売、サービス、紙パルプ、陸運、空運。(W)