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速報・市況2025年9月17日

☆[概況/前引け] 米国企業の対英投資を好感

前引けの日経平均は93円高の4万4,995円、TOPIXは12ポイント安の3,155ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は344、下落銘柄数は1,226。出来高は10億8,071万株、売買代金は2兆2,491億円。
米国FOMCの結果発表を控え、様子見姿勢から日経平均は反落して始まったが、10時過ぎから上昇に転じた。
トランプ米大統領の訪英に合わせ、マイクロソフトやOpenAIなどの米国企業が、英国でAIシステムや量子コンピューティングのプロジェクトに310億ポンド(約423億ドル、約6兆2000億円)超を投じる計画を表明したことが注目された。
英国での事業では、OpenAIとパートナー企業は、エヌビディアの最先端の半導体「ブラックウェル」を最大で約6万導入する計画。
これを受け、今晩の米国でエヌビディアの上昇が期待された。
東京エレクトロン(8035)はBofA証券による投資判断引き上げが好感された。
TDKはモルガン・スタンレーがTop Pick推奨を発表した。
その他、楽天グループやニトリが高い。
カルビーはオアシスマネジメントによる保有判明で上昇した。
ティラドは自社株買いの発表が好感された。
フジクラと古河電工は売られ、防衛関連は反落。
電力株も安い。

業種別上昇は空運、電機、小売で、下落率上位は電力ガス、保険、非鉄、証券、その他製品。(W)

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