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速報・市況2025年6月11日

☆[概況/前引け] 米連邦高裁の措置が重石に

前引けの日経平均は173円高の3万8,385円、TOPIXは0.7ポイント高の2,786ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,130、下落銘柄数は451。出来高は7億4,857万株、売買代金は1兆9,932億円。
米中閣僚級協議で、中国高官が「貿易に関する枠組みに原則合意した」と発言した。
日経平均は取引開始早々に318円高の3万8,529円となったが、買い一巡後は伸び悩んだ。
米連邦高裁が、トランプ政権の関税措置について、当面継続することを認めたことが重石となった。
対中半導体輸出規制の緩和期待で、ディスコやレーザーテック、東京エレクトロンが高い。
中国関連の良品計画が上昇し、米国関連のリクルートも高い。
三越伊勢丹は大和証券によるレーティング引き上げが好感された。
スタンレー電気(6923)は自社株買いの発表で上昇した。
米中緩和期待を受けて、防衛関連は続落。
日野自動車は第3者割当増資による大規模な希薄化見通しで大幅安となった。

業種別上昇率上位はサービス、紙パルプ、精密、化学、ガラス土石で、下落率上位はその他製品、保険、非鉄、空運、電力ガス。(W)

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