TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 米雇用統計の発表やFOMC前のブラックアウト期間に入ることが警戒され、日経平均は続落
速報・市況2021年3月5日

☆[概況/前引け] 米雇用統計の発表やFOMC前のブラックアウト期間に入ることが警戒され、日経平均は続落

前引けの日経平均は28,359.11円の571.00円安、TOPIXは1,864.19ポイントの20.55ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は395、値下がり銘柄数は1,748。出来高は6億5,293万株、売買代金は1兆4,000億円。
前日の米国株安と今晩の米国で雇用統計の発表が控えていることも影響し、日経平均は続落となった。
昨日の米国ではFRB議長が金利上昇に対して具体的な対応策を述べなかったことが失望された。
米国では16日からのFOMCを前に、6日から当局者が金融政策に関する発言を控えるブラックアウト期間に入るが、この間に10日に10年債入札、11日に30年債入札が実施される。入札が低調で、金利が急ピッチで上昇しても当局者が口先介入できないため、危険な時間帯と見られている。
本日の相場はファーストリテイリングや東京エレクトロン、ソフトバンクグループ、リクルートが売られ、日立造船も反落した。
住友不動産など不動産株とキャリアリンクなどのサービス株も安い。
一方、NEC(6701)は堅調で、日本製鉄は3月に中期経営計画の構造改革プランを公表することが支えとなっている。
カシオは巣ごもり需要で電子ピアノが好調なことで買われた。
業種別下落率上位は不動産、サービス、非鉄、金属、情報通信で、上昇は鉱業、電力ガス、鉄鋼、食品、石油。

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