TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 米AMATの売上予想を受けて、日経平均は高寄りしたが、米株先物が反応薄のため伸び悩んだ。レーザーテックも下落。医薬品が安い
速報・市況2022年8月19日

☆[概況/前引け] 米AMATの売上予想を受けて、日経平均は高寄りしたが、米株先物が反応薄のため伸び悩んだ。レーザーテックも下落。医薬品が安い

前引けの日経平均は25円高の2万8,967円、TOPIXは5ポイント高の1,995ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,155、下落銘柄数は591。出来高は5億3,530万株、売買代金は1兆2,927億円。
米国の半導体製造装置メーカーのアプライド・マテリアルズが8~10月(第4四半期)の売上高について、アナリスト予想を上回る見通しを示した。
これを受けて、日経平均は高寄りしたが、時間外取引の米株先物が反応薄だったため、伸び悩んだ。
レーザーテックが買い一巡後は下落に転じ、ファーストリテイリングと任天堂が安い。
バイデン政権が新型コロナウイルスのワクチン接種と治療にかかる費用を公費で負担する制度を廃止する計画で、米国ではモデルナは売られたため、武田薬品や第一三共も安い。
一方、アイスタイルとメルカリが買われ、三井松島が高い。
トビラシステムズ(4441)は、迷惑電話・特殊詐欺対策「迷惑情報フィルタサービス」の月間利用者数が1,500万人を突破したと発表したことで急騰した。日本の人口のおよそ8人に1人が利用しているサービスとなった。
日本ケミコンは米国でカルテルに対する損賠賠償請求訴訟で、和解費用を特別損失として計上しており、一部和解していない原告も存在するが、ニチコンに対して株価は出遅れという見方から買われた。

業種別上昇率上位は石油、鉱業、紙パルプ、非鉄、海運で、下落率上位は医薬品、倉庫運輸、その他製品、サービス、保険。(W)

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