前引けの日経平均は508円高の3万2,149円、TOPIXは27ポイント高の2,218ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,493、下落銘柄数は275。出来高は8億8,647万株、売買代金は2兆5,741億円。
8日の米国で週間の新規失業保険申請件数が3週連続で増加したため、来週のFOMCでは利上げを見送るとの観測から金利が低下し、米国株式市場ではハイテク株が買われた。
米国の投資家心理を示すVIX指数(別名、恐怖指数)は一時13.53と安全圏の目安とされる20を大幅に下回り、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)後の最低水準を更新した。
こうした投資家心理の楽観度合いの強まりを受けて、9日の日経平均は3日振りに反発し、500円を超える上げ幅となった。
商社株が引き続き人気で、エーザイや第一三共などの医薬品も高く、低PBRの電力株も物色された。
オカダアイヨン(6294)は岩井コスモ証券が目標株価を引き上げた。各地方自治体による間伐などの適切な森林整備を促進する目的で、2024年度から「森林環境税」が導入されるため、オカダハイブリッドバケットの需要拡大に弾みが付くと予想している。
一方、海運株は一服となり、企業の売掛債権保証のイー・ギャランティと障害者雇用支援のエスプールは年初来安値となった。
業種別上昇率上位は卸売、医薬品、電力ガス、機械、ゴムで、下落は海運、空運、鉱業、石油。(W)
