前引けの日経平均は263円高の3万3,715円、TOPIXは14ポイント高の2,392ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,075、下落銘柄数は518。出来高は6億2,209万株、売買代金は1兆6,961億円。
配当金の再投資への期待で日経平均は続伸した。
三菱重工は防衛宇宙事業の売上高が2026年度に約1兆円になる見通しを明らかにしたことで買われた。
サイバーエージェントはスマートフォンゲーム「呪術廻戦 ファントムパレード」が21日配信開始され、好調な出足となっているため上昇が継続した。
LINEヤフー(4689)はシティグループ証券が「中立」→「買い」に引き上げたことで注目された。
三井化学や三菱電機が7月に付けた年初来高値を更新。
エンプラスは光トランシーバー用プラスチックレンズを生産していて、生成AIではサーバー間のデータトラフィックが多く、光トランシーバーの高速化が必要となるため、生成AI関連として、8月に急騰した経緯がある。本日は再び買われた。
一方、ダイキン工業、ソニーグループ、ニトリが安い。
中国で「マイコプラズマ肺炎」が流行しているため、オリエンタルランドやサンリオといったレジャー施設が売られた。
業種別上昇率上位は輸送用機器、ゴム、精密、保険、ガラス土石で、下落率上位は紙パルプ、陸運、繊維、銀行、空運。(W)