TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 自動車株は伸び悩み
速報・市況2025年9月5日

☆[概況/前引け] 自動車株は伸び悩み

前引けの日経平均は310円高の4万2,890円、TOPIXは10ポイント高の3,091ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は950、下落銘柄数は601。出来高は10億2,886万株、売買代金は2兆2,979億円。
トランプ大統領は4日、日本から輸入する自動車に課している27.5%の関税を、15%に引き下げる大統領令に署名した。
これを受けて、日経平均は朝方640円高の4万3,220円となったが、買い一巡後は上げ幅を縮めた。
トヨタ(7203)やマツダも上げ幅を縮めた。
7月下旬の日米合意で米国側が税率を引き下げると約束していたため、8月中の引き下げと予想されていたことが、9月まで遅れたという見方や、自動車の関税はもともと2.5%だったものが15%になったという見方もある。
ニデックが反発。
キオクシアはノーベル賞学者の天野教授らが開発した窒化ガリウム(GaN)系半導体材料を用いた光電子ビーム源(GaNフォトカソード)を、キオクシア岩手が検証することで急騰した。
下水道関連の日本ヒュームは利食い売りでストップ安。
AZ-COM丸和はCB(転換社債)発行で希薄化懸念から売られた。

業種別上昇率上位は精密、鉄鋼、ゴム、卸売、海運で、下落率上位は空運、石油、建設、倉庫運輸、電力ガス。(W)

関連記事