前引けの日経平均は103円高の5万1,166円、TOPIXは20ポイント高の3,380ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は975、下落銘柄数は562。出来高は13億1,819万株、売買代金は3兆2,008億円。
米国の下院でつなぎ予算が可決されたため、政府機関の閉鎖が解除される運びとなった。
日経平均は一時275円の5万1,338円となったが、買い一巡後は伸び悩んだ。
古河電工や住友電工、SWCCといったデータセンター関連が大幅高。
SWCCが12日の上期決算発表時に通期予想を上方修正し、米国AIデータセンター向けに超多心細径高密度ケーブルが好調で、9月に発表した設備投資額を上方修正することも報告したことで急騰し、古河電工や住友電工も改めて買われた。
エムスリー(2413)は上期好決算で、野村証券が目標株価を引き上げたためストップ高となった。
いすゞはゴールドマン・サックスによる目標株価引き上げで大幅高。
一方、ソフトバンクグループは続落となった。ARMの株価が小幅安だったことも作用した。
業種別上昇率上位は非鉄、電力ガス、証券、建設、銀行で、下落率上位は情報通信、金属、精密、海運、鉱業。(W)
