TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 買い意欲が強く、10時過ぎには前日比プラスに戻した
速報・市況2023年6月6日

☆[概況/前引け] 買い意欲が強く、10時過ぎには前日比プラスに戻した

前引けの日経平均は133円高の3万2,350円、TOPIXは4ポイント高の2,224ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は757、下落銘柄数は1,001。出来高は6億3,281万株、売買代金は1兆7,340億円。
前日の米国株が反落したため、日経平均は利益確保の売りが優勢となり、取引開始直後に283円安の3万1,933円となったが、買い意欲の強さから、その後は下げ幅を縮め、10時過ぎには前日比プラスに戻した。
レーザーテックとソシオネクストが買われ、三菱商事も堅調。
三菱重工は2日にGTCC(ガスタービンコンバインドサイクル)の製造拠点である高砂製作所の見学会を開催し、5日に原子力事業説明会を実施したことが後押しした。
ロームは9月末に1株→4株に株式分割することが好感された。
立花エレテック(8159)は過去最高益だが、株価はPBRを1倍を下回っているため、今後3年間で300万株(発行済株式数の12%)の自己株式を取得すると表明し、今期は100万株を実施することも決議したため値を飛ばした。
ファーマフーズは第3四半期累計決算が通期予想を大幅に超過したため急騰した。
一方、アドバンテストは反落し、三菱UFJと楽天グループが安い。
メニコンはみずほ証券による投資判断引き下げで売られた。

業種別上昇率上位は鉱業、卸売、鉄鋼、建設、保険で、下落率上位は銀行、海運、ガラス土石、金属、精密。(W)

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