前引けの日経平均は563円安の5万465円、TOPIXは40ポイント安の3,357ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は314、下落銘柄数は1,244。出来高は10億7,342万株、売買代金は2兆6,447億円。
週末の手仕舞いが影響し日経平均は反落した。
東京エレクトロンやトヨタ、任天堂が売られ、昨日にぎわったファナックと安川電機も一服となった。
トレンドマイクロは12月4日のIRデーでAI開発に向けた研究開発費が増加する見通しを示したため、株主還元に回す資金が減るのではないかという不安から売られた。
一方、ソフトバンクグループ(9984)は堅調。ウォールストリートジャーナルは、孫正義氏がホワイトハウスとハイテク工場建設計画で協議していると報じた。
UMCエレクは中国の自動運転技術会社から新規受注でストップ高。
日本新薬は販売権を獲得している米カプリコール・セラピューティクスが開発中のCAP-1002について、デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者を対象とした臨床第3相試験で肯定的なデータが出たと発表したため、4日にストップ高となった。大和証券がレーティングを「3(=中立)」→「2(=アウトパフォーム)」に、目標株価を3,500円→6,600円に引き上げたため5日にストップ高買い気配(700円高の5,023円)となった。
業種別下落率上位はゴム、その他製品、証券、輸送用機器、陸運で、上昇は情報通信、非鉄。(W)
