TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 銀行や不動産、商社、航空機関連が高い。半導体関連は下落
速報・市況2025年12月12日

☆[概況/前引け] 銀行や不動産、商社、航空機関連が高い。半導体関連は下落

前引けの日経平均は461円高の5万610円、TOPIXは54ポイント高の3,411ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,440、下落銘柄数は137。出来高は12億878万株、売買代金は3兆6,033億円。
NYダウの最高値更新を受けて、日経平均は一時978円高の5万1,127円まで上昇したが、その後は上げ幅を縮めた。
12月18~19日の日銀金融政策決定会合で利上げ観測から三菱UFJなどの銀行株が買われた。
今回利上げが実施されると、その後はしばらくは利上げ観測も出てこないという見方から、三菱地所などの不動産株も上昇した。
11月にバークシャー・ハサウェイが円債を発行したため、そろそろ大量保有報告書が出てくるという思惑から、伊藤忠などの商社株も買われた。
ボーイングが東北アジア地域で「2044年までに1515機の新造機が必要」と説明したため、航空機関連の大阪チタニウム(5726)と東邦チタニウムと炭素繊維の東レが高い。
一方、アドバンテストと東京エレクトロン、ディスコは下落。

業種別上昇率上位は繊維、不動産、銀行、保険、輸送用機器で、下落は鉱業と水産農林。(W)

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