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速報・市況2025年6月12日

☆[概況/前引け] 関税警戒で下落。東邦チタニウムは急騰

前引けの日経平均は271円安の3万8,149円、TOPIXは11ポイント安の2,777ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は476、下落銘柄数は1,079。出来高は7億2,354万株、売買代金は1兆8,278億円。
トランプ大統領が「2週間以内に一方的に関税率を設定する」と発言したことを受けて、ドルが売られ、1ドル=143円台の円高となった。
CMEグローベックスのNYダウ先物が売られ、日経平均も下落した。
トヨタやリクルート、ファーストリテイリングが売られた。
マネジメントソリューションズは岡三証券がレーティングを「中立」に下げたことで下落した。プロジェクト推進サービスの稼働率をトランプ関税の影響を考慮して若干引き下げた。
三菱重工と川崎重工が反発した。
東邦チタニウム(5727)は親会社のJX金属の社長が、今後は株式の買い増しによる完全子会社化あるいは全株売却など「あらゆる可能性がある」と語ったことで、急騰した。

業種別下落率上位はサービス、金属、輸送用機器、ガラス土石、鉄鋼で、上昇率上位は鉱業、石油、その他製品、機械、銀行。(W)

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