前引けの日経平均は837円高の6万6,318円、TOPIXは34ポイント高の4,076ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は768、下落銘柄数は727。出来高は9億2,523万株、売買代金は3兆3,113億円。
日経平均は反発。前日の米国でNYダウやナスダックは下落したが、フィラデルフィア半導体株指数が上昇したことや、日本の鉱工業生産の9月と10月の予測値が好感された。
経済産業省が30日発表した8月の鉱工業生産指数速報は前月比1.7%低下し102.6だった。2カ月連続で低下。7月下旬に発生した熊本地震に伴う自動車部品工場の停止などにより、自動車生産が減少したことが響いた。
だが、主要企業の生産計画を調査した製造工業生産予測調査によると、9月は前月比3.2%の上昇、10月は同3.1%の上昇見込みとなっている。
業種別では電子部品・デバイス工業は9月が1.0%減だが、10月は9.5%増の計画。
生産用機械工業は9月が6.4%増で、10月は12.9%増の計画。
米国のオープンAIはAIの安全性の問題に配慮して、年内の株式新機公開(IPO)を見送ったが、代わりに300億ドル(約4兆7,000億円)の資金調達を計画していると報じられた。
調達資金活用による企業価値向上期待が抱かれ、出資しているソフトバンクグループが買われた。
太陽誘電やTDKとの業務提携が好感された。
ニデック(6594)は電子部品子会社のニデックコンポーネンツ(旧コパル電子)を1000億円超で売却する見通しと報じられ、売却益期待で上昇した。
業種別上昇率上位は非鉄、海運、銀行、金属、情報通信で、下落は水産農林、サービス、陸運、鉱業。(W)
